今まで眠れていたのに眠れない。日中に眠気がある。
ひとくちに「不眠」といっても症状は様々です。
これからあげるような状態が当てはまるようなら、受診をお勧めいたします。

CASE1. 眠くならない

昔から規則正しい生活をしていたわけではなかったAさん。
最近は夜ベッドに入っても、1時間以上寝付けない。
スマホを見ていて、気づいたら外が明るくなっていることも。
日中も眠気があり、昼休みに昼寝をするのが日課。
→これは「睡眠障害」の中でも「入眠障害」という状態です。

CASE2. 眠りが浅い

日付が変わる頃には寝るようにしていたしていたBさん。
最近は眠りが浅いのか、途中で目覚めてしまう。
日中も眠気があり、居眠りをしてしまうことも。
→これは「睡眠障害」の中でも「中途覚醒」あるいは「熟眠障害」という状態です。

こういったエピソードを経験したことがある方は、精神的に健康な状態とは言えません。
上記はほんの一例であるため、他の状況で辛さを感じている方もいます。
自分ではなんでもないと思っていたことが、実は精神疾患の症状だった、ということも多くあります。

クリニックに行くほどでもないけどなんだかつらい。

医師は客観的に、病気、病気ではない、を評価します。
クリニックの受診は自分自身を知ることです。
これからのために、自分のために、相談しましょう。

早めの受診が早めの改善につながります。