家族の問題

CASE1. 夫の会話が減った。

Aさんの夫は大手メーカーの中間管理職。
もともと会話好きで家でも何かとよく話す仲だった。
しかし最近は帰ってくる時間が遅くなり、会話も減ってしまった。
声をかけても、ボーっとしていることが多く、全く元気がない。
→これは「集中力の減退」「興味・喜びの減退」という状態です。

CASE2. 夫が仕事を辞めると言い出した。

Bさんの夫は大手商社の営業マン。
激務なのは聞いていたが、突然仕事を辞めると言い出した。
理由を聞いても教えてもらえず、なんだか様子がおかしい。
→症状がある時に大きな決断をするのは禁物であり、受診をお勧めします、

こういったエピソードを経験したことがある方は、精神的に健康な状態とは言えません。
上記はほんの一例であるため、他の状況で辛さを感じている方もいます。
自分ではなんでもないと思っていたことが、実は精神疾患の症状だった、ということも多くあります。

クリニックに行くほどでもないけどなんだかつらい。

医師は客観的に、病気、病気ではない、を評価します。
クリニックの受診は自分自身を知ることです。
これからのために、自分のために、相談しましょう。

早めの受診が早めの改善につながります。